校長ご挨拶

幼児教育校のパイオニアとして、
未来を背負う人材を育てる。

和歌山キンダースクール校長の藤田定則です。和歌山では幼児教育の先駆けとして、初代校長である藤田進が1977年に開校し、今年で46年目となります。

当校は、幼児教育という言葉がまだ世に浸透していない頃から、和歌山県下初の「幼児教育校」として、当校独自のカリキュラムで取り入れて、約半世紀に渡り実践して参りました。実際、和歌山市の著名な医師の多くが当校出身者であり、過去には7名が東京大学医学部に合格したこともあります。

当校は、正規の幼稚園でも保育園でもありませんが、親御様の教育を熱心に本気で考えておられる熱い想いに対して、結果を出すことが出来る幼児教育校であると確信しております。現に近年では、幼児教育が後の人間形成や社会適応能力の育成など幅広い分野に影響されるなど、幼少期の教育の大切さが周知されてきました。

今後お子様の成長に伴い、当校の幼児教育が将来、有名な私立小学校や中高一貫校に進学される際にどのような結果をもたらすかは、お判りいただけるかと思います。

また私自身、父であり、初代校長でもある藤田進の教え子であり、幼児教育を身近で目のあたりにしてきた卒業生の一人であり、幼少期の頃に学び体験した事が、後の自身の成長に大きな影響があった事を身をもって体験して参りました。初代校長が掲げた精神を引き継ぎつつ、新しい時代のニーズにそぐう幼児教育校のパイオニアとして、また親御様の思いや、子供達の成長を飛躍する一端を担えるよう、今後もあり続けたいと考えています。

幼少期にしか出来ない教育。幼い時期だからこそ早く覚える。

主に先進諸国において幼児教育に関する研究が進んでおります、2~5歳の幼児期の育て方や環境が大切であり、当校でも幼児教育の重要性を開校時から取り組んできました。幼児期に上手に教育された子供は、間違いなく伸びます。

参考に、ミシガン州イプシランティにおいて子供123名を対象に、3歳の時に就学前教育を受けた者と受けなかった者を40歳時点で比較分析した研究結果を見ると、就学前教育を受けた者は受けなかった者に比べて高校卒業資格を持つ者の割合が20%多く、また離婚率は低く、生活保護等に頼る者の率も低いという研究結果があります(引用元:Perry Preschool Project)。

子供は生まれた時に、学力は親から遺伝しないし、能力差というのも殆どないと考えています、やはり子供にとって幼少期の教育が大きく影響します。

幼児の記憶力は極めて高いものであり、目で見たことや耳で聞いたことをどんどん吸収して覚えてしまいます。幼児は生まれてすぐにはしゃべる事はできませんが、特別教える訳でもないのに、周りの会話を聞いただけで言葉を軽々と覚え、やがては会話ができるようになります。
「幼いから無理」ではなく、幼いからこそ短期間で目にしたことや耳にしたことなど、色々なことを暗記することが出来るのです。

当校の最大の特徴として、多くのことを短期間で多くを吸収できる幼少期に、小学3年生程度の学力を、小学校入学前に身につけることができます。平成が終わり令和にかわりましたが、民間の認可された幼稚園や保育園でも、同様に幼児教育を取り入れ、実践されている施設も増加傾向にあります。

和歌山キンダースクールには他校にはない長年培った豊富な経験と多くの実績で、次代を担う子ども達の輝く未来のために、当校も微力ながら尽力させていただく所存です。